あとは湯・水をつないでシンク下に入っていた洗剤や調味料等々を元に戻して終わりっ!っと思っていたらここで問題が発生しました。我が家の湯・水の止水栓の壁の出し位置の間隔が狭かったので(15cm、このカランの標準は30cm)そのまま無理に接続するとほーすが途中で屈折してしまうことがわかりました。この場合プロだと様々な部材を使い出し位置を変更するのですが、今回は基本DIYなので無理くりつけようと思います。元々DIYは自己責任なので、自分がよし!と思えばそれでいいのです。というわけで、現在真上に接続口が向いている止水栓を少し変えて、斜めに(逆ハの字)します。止水栓はねじ込み式に取り付けられているのですが、そのまま回すだけでは水漏れの恐れがあるので一度はずして再取付して、ゆっくり回しながらいい向きで止まるように閉めます。その際、いきなり外すと水が噴き出すので外に出てメーターのところで止水します。ついでに散水栓を開いて宅内の給水パイプに溜まった水を排出しておきます。これをしないと止水栓を外した後いつまでもじわじわ水が出て来て再取付ができません。外した後ねじ山に白い止水テープを巻いて再取付します。ちなみに止水テープはホームセンターで200円ほどで売っています。
少し曲がってますが屈折することなく接続できたのであとはシャワーヘッドと浄水フィルターを付けて完成です。少し問題が発生しましたが完成後、水を流して漏れを確認して洗剤やら調味料をキッチン内に直して、っと思ってよく見たらシンク下の底板が少し濡れているではありませんか!
イヤーな予感を感じながら水を流しもって止水栓廻りをよく見てみると……ぽとり、ぽとり、水滴が落ちているではありませんか。さらによく観察してみるとお湯側の止水栓の根元に亀裂が走っているようです。「止水栓は高いし(安くて約2000円位)、買いに走るのも面倒だしどうしよう。」とがっくりしているとふと去年うちの奥さんの実家に格安で手に入った温水洗浄便座を取り付けた時、念のためと思って買っておいた止水栓があったの思い出しました。今回はたまたま家にあってよかったのですが、うちの水道業者に聞くとやはり古い止水栓は今漏れてなくてもパッキン類が古くなっているので開閉のため動かすと漏れ出す可能性があるということです。
とにかく漏れたままでは使えないので止水栓を交換します、ということはもう一度メーターのところで閉栓するところからやり直しです。とほほ・・・
何とか止水栓の交換も終わり水漏れの確認も終わり、中のものの復旧も終わりましたがなんやかんやで3時間くらいかかってしまいました。でも業者さんにつけてもらうと1万円から2万円ほどかかるので家計にも優しいんではないでしょうか。使った道具もモンキースパナとアンギラスくらいです。あとはあくまでもDIYなので施工後はちょくちょくのぞいて漏れがないか確認したほうがいいかもしれないですね。