キッチンのシンク下の部分を片付け、汚れないように養生します。水が漏れに備えて雑巾と小さ目のバケツを用意しておきます。
まず、シンク下の止水栓(湯・水)を閉めてカランからのホースと接続部分をスパナで外します。この時ホースに溜まった水が出てきますので雑巾で拭きながら少しづつ緩めていきます。外すときはどちらが湯と水か覚えておかないとあとで繋げる時にわからくなるので注意しましょう。
次が難所です。はずしたら、今度はキッチンに潜り込んでカランの固定部分を下からみます。我が家の場合、キッチンの天板をカランと三日月型の固定金物ではさみ、六角ナットで下から締めて固定していました。この場合六角ナットを緩めてとればいいのですが、シンクとキッチン背板との間が5cm程と狭く工具が入りにくく、緩めにくいのです。今回少しづつ回してゆるくなったところで手で回して取り外しましたが、特殊な工具がないと外しにくいものあるのでここが難関だと思います。外した後は、ホースごと上から引き抜きます。
あともう一つのポイントは天板穴径です。通常大体Φ36なんですが、ものによって変わりますので現在ついているカランの穴径を事前に調べておくことが必要です。方法は、1、当時のキッチン図面で確認、2、当時のキッチンカタログで確認、3、現在ついているカランの品番からメーカーのHPでしらべる。等があります。
外した後は取付ですが、今回の取付金具は天板を挟み込んだ後、上から付属の六角レンチで締めるの楽々です。もぐり込まなくてOKです。
金具をつけたらホースを気にしつつ、カランを上から差し込んで取付金具にビスで固定します。
ここまでくればほぼ終わったと同然です。あとは湯・水の止水栓とつないでシャワーヘッドをつけたら終わりです。ここまでの所要時間は約1時間です。